1.はじめに(ロングボーダーのトリップ問題)
ロングボーダーがサーフトリップをする際、選択肢は大きく2つに分かれます。
- 車で持っていく(近場)
- 現地でレンタルする(遠方)
私は青森から宮崎へよくサーフトリップに行きます。行程は 青森 → 大阪 → 宮崎。飛行機移動が前提になります。
そうなると、ロングボードは飛行機に積載できないため、サーフボードの選択は、現地でレンタル一択となりますが、以下の問題が発生します。
- 現地のレンタルボードが自分の体重・好み・サイズに合うとは限らない
- レンタルボードがすでに貸し出し中のこともある
- ショップ営業時間に併せて、ボードを借りる・返す必要があり、地味にストレス
- 毎日レンタルしていると朝イチで海に入れない
- 昼サーフィンは家族との時間を犠牲にする
- 連日レンタルは、レンタルボードの積載・保管問題が発生する
- 防犯上・ボードケアの観点から、ボードを屋根積みしたくない
- 家族4人+荷物+ロングボードだとハイエース級のレンタカーが必要
- 夏期は車内にボードを長時間保管できない(ホテル駐車場など)
- 宿泊先がレンタルボードを預かってくれるとは限らず、毎回依頼するのも気が引ける
つまり、何かを犠牲にしながら、トリップをしなければならい状況が生まれていました。
2.解決策(ツーピースロング)
そこで私が選んだのが ゴッデスのツーピースロングです。
ロングボードを真ん中で分割できる構造で、「サーフィン × 家族旅行」を両立できる唯一の選択肢でした。
- ブランド:ゴッデス
- モデル:ツーピースロング バンブーフリーライド
- サイズ:10.0ft × 約23 .6 × 約3.2
- 重さ:約8.5㎏
- ノーズロッカー:ミディアム
- フィン:シングルボックス+スタビ(FCS2)
- フォーム:EPS
- 運搬時のサイズ:約160㎝ ×約70㎝ ×約20㎝(ハードケース収納状態)


3. ツーピースロングのメリット
(1)飛行機に積載できる
青森〜大阪便は小型機になることがありますが、追加料金なしで積載してくれます。航空券予約後、事前に航空会社に連絡しておくと安心です。(私は毎回そうしています)繁忙期は断られる可能性があるため、事前連絡は必須です。
また、列車にも積載可能です。新青森~東京~浜松町~羽田空港の移動で一度使用しました。ただし、ラッシュ時間を避けるなどの工夫が必要でした。特に在来線のホームやコンコースの移動にはかなり気を使いました。
※上記の情報は、2026年7月時点のものです。最新の積算条件は、各社へ確認してください。
(2)レンタカーに車内積載できる
ロングボード+家族4人だとハイエース級が必要になりますが、ツーピースロングなら普通のミニバンに積載できます。単身でのトリップであれば、コンパクトカーにも積載可能だと思います。車内積みできるため、防犯面・ボードケアの観点でも安心です。ホテルの部屋にも持込み可能です。
(3)レンタルボードの不便さからの解放
- 当たり外れがない
- 予約・受領・返却の手間がゼロ
- 時間帯を気にせずサーフィンできる
- 波のサイズやコンディションに合わせて、自分のペースで入れる。
旅の自由度が圧倒的に上がります。
(4)現地サーファーと仲良くなれる
組立・分解していると、ほぼ100%声を掛けられます。
- 「え!?それ何ですか?」
- 「どこのボードですか?」
- 「どうなっているんですか?」
スペックや乗り味を説明すると、「その価値があるボードですね」と言われることが多いです。
そこからサーフィンやトリップの話で盛り上がり、自然とコミュニケーションが生まれます。
地元ならではの美味しいお店を伺うこともできたりします。
(5)おまけ:賃貸住宅でも保管できる
(これは、トリップ問題ではありませんが)私は賃貸派ですが、ロングボードの保管は常にネックでした。
- マンションのエレベーターにロングボードはほぼ入らない
- 低層階・広い間口の物件を探す必要がある
- 物件探しの難易度が上がる
ツーピースならこの問題が解消され、 高層階のマンションでも保管可能になります。
(私は通常のロングボードも持っているため完全解消はできませんが、ツーピース1本に絞れば可能です)

4. ツーピースロングのデメリット
(1)組立・分解が面倒
接合・ボルト固定・フィン脱着などが必要で、 海に着いてすぐ入ることはできません。サーフィン後も分解作業があります。
(2)若干重い
私のメインボード(軽量仕様)よりも重量があるため、持ち運びは少し大変です。ビーチまで歩く距離が長い時は辛いです。
(3)乗り味の違い
私のメインボードは日本海の短周期・早い波向けにオーダーしているため、 ツーピースとはレール形状・重量・反発力が異なります。そのため、以下の違いを感じることがあります。
- パドリングの初速
- ターンの重さ
- レールの反発力
ただしこれは スペックの問題というより、私の慣れの問題です。 ツーピースロング自体の完成度は高いと感じています。
5. 飛行機持ち込み時の梱包方法(実体験)
私がサーフトリップ時に、実際に行っている梱包方法を紹介します。
- それぞれをバブルケースに入れる(フィッシュ用がおすすめ)
- 11ftのハードケースに収納
- 折りたたむ
- 荷締めベルトでしっかり固定(2本以上がおすすめ)
この4ステップで国内線はほぼ問題ありません。国際線は未経験ですが、 海外航空会社のボード取扱いに関する悪評も聞くため、持ち込む際は自己責任でお願いします。
6. まとめ
ツーピースロングは「ロングボーダーのトリップの自由度を買う」道具
デメリットもありますが、それを補って余りあるメリットがあります。
- 飛行機で持っていける
- レンタカーに積める
- 家族旅行と両立できる
- 自分のペースで波に乗れる
宮崎のビーチで出会ったサーファーの方々が言っていた 「その価値があるロングボードですね」 という言葉は、本当にその通りだと感じています。
あなたもぜひ、この自由度を体験してみてください。
