1.はじめに
40代になってから、「ジムに行っても全然痩せない」と悩む人は多いのではないでしょうか。 私自身も同じ壁にぶつかりました。
そこで紹介したいのが、私が約10年間続けている健康投資のひとつ 糖質制限 です。今では完全に習慣化し、生活の一部になっています。
当時の体重は 85kg。そこから10年かけて 70kg(−15kg) を達成しました。体重の減少に伴い、健康診断の数値は改善し、膝や腰への負担も軽くなりました。 本記事では、満足した人生を送るために私が実践している健康投資「糖質制限」の記録についてまとめます。

2.糖質制限を始めたきっかけ
(1)当時の私の状況
- 身長180cm以上
- 体重85kg
- 食べることが好き(特に炭水化物)
- お酒も多め(飲み会が多い職場)
- 体質的に太りやすい
- 事務室でのデスクワーク中心
- 運動習慣は週末のサーフィンのみ
- 過去に複数の減量に挑戦するも失敗
(2)サーフィンが教えてくれた危機感
サーフィンを始めて数年。体重が重く、パドリングで初速がつかず、波に乗れない日々が続きました。 周りは楽しそうに波に乗っているのに、自分だけ沖で浮いているだけ。正直、悔しかったです。
「このままでは、サーフィンを楽しめない。上達もしない。」 この危機感こそが、私の健康投資(糖質制限)のスタートでした。
3.実践している糖質制限
(1)参考にした考え方
当時ブームになっていた ライザップ の食事法に注目したのが始まりです。 ライザップは筋トレが注目されがちですが、本質は「食事(糖質制限)」にあると私は理解し、食べる量は減らさず「食べる内容を変える」方法を採用しました。
もちろん、極端な糖質制限は体に悪影響があると思います。一方で、現代人は糖質過多になりやすい環境にあるとも考えています。
- 運動習慣の低下
- 外食の多さ
- コンビニで簡単に買える糖質食品
ファストフード、揚げ物、お酒、スイーツ、ラーメン、砂糖入りドリンク…
これらを日常的にまったく摂取していない人はごく少数でしょう。
この状況を踏まえ、私は「無理なく・バランスよく続けられる糖質制限」を選びました。
(2)私が実践している糖質制限食
まず糖質の高い食品を把握しました。 米、パン、小麦製品、芋、砂糖、ビール、日本酒など。 これらを“ゼロ”にするのではなく、摂取量をコントロール する方針ではじめました。
| 項目 | 10年前の食生活(制限前) | 現在の食生活(制限後) |
| 基本方針 | 甘いもの(砂糖)は摂らない ただしアイスは食べる | 甘いもの(砂糖)は摂らない 米・小麦・芋・醸造酒を摂らない |
| 朝食 | 米 or パン | オートミール or ブランパン |
| 昼食 | 米 or パン or麺 | サラダチキン+ゆで卵+サラダ |
| 夕食 | 大量のお酒+おかず 〆の炭水化物やアイス | ノンアル飲料+おかず 〆は無糖ヨーグルト+冷凍フルーツ |
| 間食 | しない | しない |
| 飲み会 | 何でも飲む。 〆のラーメン(毎回) | ビールは最初の一杯だけ 以降はハイボール or 焼酎 〆のラーメンはなし |
4.習慣化に向けたポイント
(1)食べる量は減らさない
ストレスを防ぐため、食べる量は減らさない ことを意識しました。「量を減らすダイエット」は続かないと痛感していたからです。
(2)段階的に進める
いきなり現在の食生活にするのはハードルが高いです。 私も次のような“軽い制限”から始めました。
- 「ビールは最初の一杯だけ」
- 「米を食べないのは夕食だけ」
(3)無理をしない(チートデイOK)
現在の食生活は平日の基本形です。毎日ストイックに守っているわけではありません。8割できていればOKと考えています。
- 天ぷら・餃子・ピザ・パスタ・ポテトもたまに食べる
- 家族で外食すれば、定食・ラーメン・寿司・焼肉も食べる
- アイスクリームもたまに食べる
- 週3回ほどは少量のお酒も飲む
- ファストフードやスナックもたまに食べる
正直、たまに食べるこれらは本当に美味しい。特に、餃子+ビール、とんかつ定食、食後のアイスは最高です。
ただし「たまにだから意味がある」 ことは忘れないようにしています。
5.体重の変遷とメリット
(1)体重の変遷(10年間の記録)
糖質制限を続けてきて、体重や健康状態は以下のとおり変化しました。
- 開始3ヵ月:85㎏→80㎏
- 開始1年:80㎏→77㎏。
- 健康診断時に医師に褒められる
- ズボンが緩くなってくる
- 体が糖質制限食に慣れてくる
- 開始3年:77→75㎏。
- ここから数年キープ
- 健康診断数値が改善
- 開始7年:75㎏前後で安定
- お酒の量を少し減らす
- 健康診断結果がさらに改善
- 第二子が誕生
- 現在(開始10年):70㎏(累計ー15㎏)
- お酒を控える(ノンアルへ)
- 低次加工食品へ変更
- 高タンパク・低脂質食を意識
(2)感じられたメリット
- サーフィンのパフォーマンス向上
- 仕事の集中力向上(特に昼食後)
- 健康診断数値の改善
- 体の軽さ(腰・膝への負担減)
- 疲れにくい体質へ
- 「自分で体を管理できている」という自己肯定感
- 第二子誕生という嬉しいライフイベント
- おまけ:痩せたら前よりモテるようになった気も…(気のせい?)
6.コストとリターン
正直、コストは掛かります。
- オートミール
- おかず量の増加
- 低次加工食品の購入
しかし私は、この上乗せ分を「将来への健康投資」 と捉えています。
炭水化物と砂糖で一時的な欲望を満たすことはできます。 しかしその結果、健康が悪化し、将来高い医療費を払うことになるかもしれません。
今、質の高い食事にお金を使う価値は十分あると考えています。
体が軽く、疲れにくくなり、仕事のパフォーマンスも向上し、 そして何より 大好きなサーフィンを長く楽しめる。 家族との時間も増える。
これこそが、この投資の最大のリターンです。
7.おわりに
この生活を続ける中で出会った言葉があります。 「体はキッチンで作られる」
体を作っているのはまさに食べ物であり、それ次第で健康にも不健康にもなる。 筋肉も重要ですが、それは“良い食事”という基礎の上に成り立つものと考えています。
振り返ると、私が糖質制限を始めた理由はとてもシンプルで「もっと波に乗れるようになりたい」 ただそれだけでした。しかし、続けていくうちに気づいたのは、この取り組みが 「未来の健康を守る投資」になり、複数のよい効果を生み出してくれました。
40代で、忙しい中で運動習慣をつくるのはハードルが高いかもしれません。 しかし、糖質制限であれば 今日からでも始められます。
あなたは将来「健康でいたいですか?」 「不健康でいたいですか?」 選ぶのは、あなた自身です。
